世界に於ける女性の社会進出|少子化問題解決の鍵?北欧の現状を調べてみた
こんにちは。
昨日も飲み、今日も飲み、それでも絶賛ダイエット中のナガコです。
今日はオシャレな家具と税率の高さで有名な北欧女性の社会進出についてです。
目次
- 先進国って言っても、やっぱり根強い男性社会な日本
- 夕方4時になると、役員も帰ってしまうフィンランド
先進国って言っても、やっぱり根強い男性社会な日本
「GEM」という数値をご存知でしょうか?
GEMとは:ジェンダー・エンパワーメント指数をいい、女性が政治および経済活動に参加し、意思決定に参加できるかどうかを測るもの。具体的には国会議員に占める女性の割合、専門職・技術職に占める女性の割合、管理職に占める女性の割合、男女の推定所得を用いて算出している。
国連開発計画「人間開発報告書」より
つまりはあれですね、安倍政権が掲げる「一億総活躍社会」に通じる数値です。
女性が働きやすいか(妊娠出産育児等の産休取得とか)だけではなく、国会議員や管理職といった「意思決定に参加できているか」という更に上を行く数値です。
主要先進国で見ると、日本は・・・
はい、お決まりの最下位でございます。
まあ、「保育園落ちた日本死ね」って言わなきゃいけないくらいなんですから、国会議員に女性が少ないのは明らか。
確かに人口の半数が女性なんだから、とっても民主的な感じがします。
日本で女性の国会議員となると、まだまだ珍しいし、わざわざ「美人すぎる〇〇」みたいな名称がついて、お飾り感満載。
この辺りの理解やフォローが日本全体(男女共に)にないので「怠けてる」「すぐ休む」「やっぱり女には無理」という、体調がダメなだけで能力も否定される悲しい社会を感じます。
夕方4時になると、役員も帰ってしまうフィンランド
男性の協力なしには女性の活躍は難しいっていうけれど、そもそも”協力”し合うのが当たり前なのに、家事育児を女性の仕事として押し付けてきたツケが回ってきているとしか思えないのです。
結果、少子化。
家事を”手伝う”、育児を”手伝う”という言葉から垣間見えるのは、「それ、もともとは俺の仕事じゃねーし」という心の声です。
「フィンランド人は役職や性別にかかわらず、夕方4時を過ぎると皆、次々と帰ってしまうのです」
特集:コラム_フラットな関係、徹底した無駄の排除 社員一人ひとりが責任を負う北欧企業 | アデコ株式会社 -Vistas Adecco-
北欧は税率が高いこともあって、共働きが当たり前。
老後の心配がないのが、羨ましすぎます。
こんな結婚生活憧れます!
妻の育休の後は夫が育休を取得するなんて、合理的ですよね。
父親も、子供が1歳半になるまでに60日の育休を取得するのが”義務”という社会。
ここで感じるのはGEMの高さ。
『女性が政治および経済活動に参加し、意思決定に参加できるかどうか』
決定権を持っているかが重要です。
興味深いのは
「良くも悪くも男女平等」と話すマリアさん。「レディーファースト、特別扱いという概念もないし、女性が重い荷物を持つのだって当たり前。でも、みんなこの国がとっても好きなのよ」
日本女性って、謎の欧米化によってレディーファースト好きが多いんですよね。
女性の中には、「社会進出したい人」と「社会進出したくない人」(あんまり社会に揉まれないで楽したい人)がいるのは事実。
楽していつまでもちやほやされたい、っていうか。
いつまでも「女子会」とか「大人女子」とか言ってる辺りがいけないのでしょうか。
だけど、可愛げ?というか、かわいくないと生きにくいんですよ、日本という国は。
一体どうしたら良いんでしょうかねー、アラサーアラフォーの独女は。
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