【21世紀の奴隷階級】ワーキングプアだけじゃない!東大教授が指摘する「古代ローマの奴隷=サラリーマン」の図式
命懸けのアミューズメント感がある満員電車。手、挙げちゃってるし。
こんにちは。
満員電車に乗らない生活を夢見るナガコです。
思いついた唯一の解決策はタクシー通勤ですが、アラサーOLとしては賢くない選択ですよね。
目次
- ワーキングプアだけじゃない!東大教授が指摘する【21世紀の奴隷階級】
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【21世紀の奴隷階級】からの脱出に必要なたった1つのこと
ワーキングプアだけじゃない!東大教授が指摘する【21世紀の奴隷階級】
はたらけど
はたらけど猶わが生活楽にならざり
ぢっと手を見る
石川啄木先生の「一握の砂」掲載の短歌です。
まさにワーキングプア!!!
1910年(明治43年)に詠まれた歌が100年経って時代が一巡したかのよう・・・。
まあ、石川啄木先生は現代で言う”ダメ男タイプ”ですので、ちょっと事情は異なるかもしれませんが。
そもそも、ワーキングプアの定義とは?
一般にワーキングプアの定義について「労働力人口のうち貧困線以下の者」とされている。 途上国の例では、国際労働機関が「労働力人口のうち一日の可処分所得が1US$以下の者」としている。
日本では年収200万円未満の労働者とされています。
年収200万円未満っていうと、月収16万7,000円弱です。
21日勤務で時給1,000円程度。
これってフリーターの方なら、結構ありえる数字ですよね。ボーナスないし。
(ちょっと結婚は難しそうですよね…)
地方の中小企業の正社員でも、こういう求人は珍しくないようです。
★現代のワーキングプア
毎日真面目に8時間働いて、やっと生活できるような、生活保護費よりちょっぴり上の死なない程度のお金を貰えます。贅沢はできません。
政府としては、子供も作ってもらって、少子化に歯止めをかけて1人でも多く税金を収める人を増やしたいと思っています。
★古代ローマ時代の奴隷
生かさず殺さず、大切な労働力なので家族推奨。
子供も積極的に作って欲しいという待遇でした。
あれ?
酷似していませんか??
そうなんです。
日本のローマ研究の第一人者である東京大学の青柳正規名誉教授曰く
「我々は奴隷というと、アメリカにおけるアフリカ奴隷が頭にある。しかし古代ローマの場合は戦争捕虜として、最初は連れられてくるんだけど、非常に貴重な働き手だった」
「今で言えば言葉は悪いけど、ちょうどサラリーマンみたいな存在と考えてもいいんじゃないですか」
う、、、うん。
教授のブラックジョークが冴えてます。
「社畜」ですね。
満員電車で通勤してサービス残業して給料はあまり上がらないけれど、30年ローンでマイホームも買ったし、だから一生働き続けるし、子供の教育費はかさむし、老後も心配だけれど、このご時世に正社員だし、勝ち組だよね!?
という甘い期待を気持ちよ~く打ち砕いてくださっています。
つまり、ワーキングプアだけじゃなく、 サラリーマンこそが
【21世紀の奴隷階級】なのです!!!
【21世紀の奴隷階級】からの脱出に必要なたった1つのこと
それは、自分で稼ぐ力を身につけることです。
依存しない生き方を選択する、ということ。
これしかありません。
そのためには、1日1時間でもいいから自分の好きなこと、本当にやりたいことを見つけて、スタートをきること。
やってみてダメだったら、また探せばいい。
「これじゃない」ということが分かったのだから、間違いじゃない。
トーマス・エジソンも言っています。
私は失敗したことがない。
ただ、1万通りの、
うまく行かない方法を
見つけただけだ。
トーマス・エジソンの名言より。
カッコイイ・・・
正社員になりたい、というのは間違いではありませんが、それが目的になってしまってはいけないのです。
サラリーマンとして会社に所属していても「会社に何をしてもらうか」ではなく、「自分は会社に何ができるのか」という主体的観点が必要だと思います。
「会社にしてもらう」時代は終わりです。
逆に「会社を自分のビジネスの練習台」のように捉えて、色々やってみながら虎視眈々と【21世紀の奴隷制度】からの逆転のチャンスを伺うのもいいかもしれませんね。
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