年金制度崩壊!?よくわからないけれど、貰えるとしたらいつから?いくら?
お花見に行きたいけれど、自分からは誘えない小心者、三十路OLのナガコです。
と思っているうちに今日は雨ですね。。。
本日のテーマは「貰えるお金」についてです。
目次
知ってるつもりの年金制度
「稼げる自分」になる前に、「貰えるお金」について知っておきたいと思いました。
そりゃ、頂けるモノはありがたく頂きたいのです。
そこで、年金制度について正確に知りたいと思ったのですが、これが難解!
特に、厚生労働省や日本年金機構のHP、人を挫折させる力が働いているとしか思えません。
いや、私の頭の問題ですかね・・・スミマセン。
※2015年10月、厚生年金と共済年金は一元化されました。
こちらがナガコにも分かる全体像です。
ふむふむ。1階に玄関が3つある3階建てね。
3つの玄関は
・「第1号被保険者」自営業、フリーランス、学生など
2階3階は自分で増築する必要あり。
・「第2号被保険者」会社員、公務員
2階建て確定。3階は企業により確定していたり、自分で増築したり。
・「第3号被保険者」専業主婦(年収130万円未満)第2号被保険者の被扶養配偶者
平屋確定。
みんなの1階は
・1階部分は40年加入でやっと満額の78万円が貰えます。(月65,000円)
「第2号被保険者」の2階は
・加入期間ではなく、【現役時代の収入】で貰える額が決まります。
たくさん稼いでいる人はたくさん払っているから、という仕組みです。
3階部分は3パターン
・会社員「厚生年金基金」「確定拠出年金(企業型)」「確定給付企業年金」
・公務員「職域相当部分」
※会社員でも企業で加入していない場合は「確定拠出年金(個人型)」
以上の組み合わせになっています。
国民年金の繰り上げ受給・繰り下げ受給のカラクリとは
年金を私たちも貰えると仮定して、いつから貰うかという議論になります。
池上彰さん辺りに解説してもらいたいトコロですが、ナガコ解説でご了承ください。
■繰り上げ支給の減額率
・基本の65歳支給を0%とすると(年間78万円)
64歳:6.0%~0.5%
63歳:12.0%~6.5%
62歳:18.0%~12.5%
61歳:24.0%~18.5%
60歳:30.0%~24.5%(年間55万円)
30%の減額って大きいですよね!
でも、長生きの自信がない人や早期リタイアの人には良いのかも。
■繰り下げ支給の増額率
・基本の65歳支給を0%とすると(年間78万円)
66歳:8.4%~16.1%
67歳 :16.8%~24.5%
68歳 :25.2%~32.9%
69歳 :33.6%~41.3%
70歳 :42.0%(年間112万円)
42%アップ!!!
目がくらみます。
しかしこの場合、定年後の5年間の生活をどうするか(働くor貯金or不労所得?)という壁にぶち当たります。
1番得する国民年金の貰い方、とその条件
ナガコ(女)が平均寿命の86歳まで生きると仮定した場合、
・60歳から:27年×55万円=1,485万円
・65歳から:22年×78万円=1,716万円
・70歳から:17年×112万円=1,904万円
結論。
1番得する人貰い方・・・70歳から
1番得する条件・・・【長生きする人】!!!
ビックリ! 国民年金の金利がスゴイ
ナガコは考えたこともありませんでした。
意外と知られていないんじゃないかな~と思うのですが、調べてみたところ超高金利でした。
・65歳から受給して平均寿命を全うした場合
(国民年金月額15,590円を40年間)
男性(80歳):16年×78万円=1,248万円
女性(86歳):22年×78万円=1,716万円
男性の金利:1.67%
女性の金利:2.29%
ホンマかいな。
この国民年金制度、破綻しないでくれたら、尚且つ物価が上がらないでくれたらいいな~
でも、この他力本願な感じではなく、稼げる自分になっていたら不安がないですよね。
しかも、
この高金利の資金が実は厚生年金から出ているらしいのです・・・
★おすすめ記事